米社債保証コスト、4日ぶり上昇-クレジットデリバティブ

30日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが4営業日ぶりに 上昇。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁はユーロを防衛し、ソブリ ン債利回りを引き下げるとの約束を果たせないかもしれないとの懸念が 広がった。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後4時54分(日本時間31日午前5時54分)現在、1.2ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の106.3bp。5月10日以来の低 水準から上昇した。

欧州の政策担当者らは世界のバランスシートを危うくしかねない金 融市場の混乱を食い止めるため、スペインやイタリアの借り入れコスト 上昇を抑えようとしており、投資家はその動きに目を向けている。ドラ ギ総裁は先週、ユーロを守るためあらゆる措置を取ると表明。30日には ガイトナー米財務長官と会談するほか、ECBによる国債購入に批判的 なバイトマン独連銀総裁の説得を試みている。

オデオン・キャピタル・グループのトレーダー、ロバート・グリム 氏は電話インタビューで、「ドラギ総裁が言ったこと全てが本当に実現 するのかどうかについて懸念がある」と指摘した。

原題:Credit Swaps in U.S. Rise as Policy Makers Seek Crisis Solution(抜粋)

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