アジア株:3日続伸-ユーロ防衛で欧州当局への期待高まる

30日のアジア株式相場は3営業日続 伸。このまま推移すると3日間の上げ幅としては7週間ぶりの大きさと なる。欧州政策当局がユーロ防衛に動くとの楽観的な見方から、金融株 を中心に買われた。コニカミノルタホールディングスなどの企業決算も プラス材料。

時価総額でオーストラリア最大の銀行、コモンウェルス銀行はシド ニー市場で1.8%高。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市 場で、アジア太平洋地域の債券保証コストが低下したことが好感され た。モルガン・スタンレーが投資判断を引き上げた豪アイルカ・リソー シズは9.2%上昇した。東京市場では売上高の28%を欧州で稼ぐコニカ ミノルタに決算を好感した買いが入った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時41分現在、前週末 比0.9%高の116.97。騰落銘柄比率は下落1に対し上昇が2余り。30日 までの3営業日の上昇率は3.6%と、同じ期間としては先月7日以来の 大幅な上昇。指数を構成する10業種のうち9業種が値上がりしている。

UBS豪州部門の投資戦略責任者、ジョージ・ブーブーラス氏(メ ルボルン在勤)は「諸問題解決に向けた欧州連合(EU)の行動によ り、今後は持続的に相場が上昇する機会が生じるだろう」と語った。

日経平均株価の終値は前週末比68円80銭(0.8%)高の8635円44 銭。

原題:Asia Stocks Head for Biggest Three-Day Gain Since June on Europe(抜粋)

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