中国の成長率見通しを引き上げ、今年は7.9%に-シティ

米銀シティグループは、中国の国内 総生産(GDP)成長率見通しを引き上げた。今年は0.1ポイント上方 修正の7.9%、2013年も0.1ポイント引き上げ8.0%とした。今年4-6 月(第2四半期)の成長率が予想を上回ったためだとしている。

沈明高氏らアナリストがまとめたリポートによれば、シティは中国 が預金準備率を2回、政策金利を1回さらに引き下げると予想。こうし た政策緩和が続くことで7-12月(下期)の回復を見込んでいるとい う。

政府が急いで大型の景気対策を導入する様子は見受けられないと指 摘した上で、インフラ投資を特に重視しながら景気の勢いを固めるため 拡大的な財政政策と事実上緩和的な金融政策を含めた政策手段をフル活 用するとの見方も示した。

消費者物価指数(CPI)の平均上昇率見通しについては、2.9% から2.7%に引き下げた。インフレ率が予想以上に速いペースで低下し ていることを織り込んだという。

原題:RATES: China 2012, 2013 GDP Growth Estimates Raised by Citi(抜粋)