イタリア国債入札、落札利回り低下-ECBの購入に期待

イタリア政府が30日に実施した国債 入札で、5年債と10年債の落札利回りが前回の入札時を下回った。欧州 中央銀行(ECB)によるイタリア債とスペイン債の購入への期待が背 景にある。

イタリアは5年債と10年債で計47億3000万ユーロ(約4550億円)相 当を発行。10年債の平均落札利回りは5.96%と6月28日の前回入札時 の6.19%を下回った。5年債の利回りは5.29%(6月は5.84%)となっ た。

政府は7億5000万ユーロ相当の2015年償還債(表面利率3%)も利 回り4.49%で発行し、総額は54億8000万ユーロと目標上限の55億ユーロ にほぼ一致した。

ロンドンのコンサルティング会社、スピロ・ソブリン・ストラテジ ーのマネジングディレクター、ニコラス・スピロ氏は電子メールで、 「スペインとイタリアの国債利回り押し下げのために、ECBが今まで よりも強力な措置を取るとの期待は高い」とし、イタリア政府が長めの 債券を発行するのにこれ以上の好機はなかったと指摘した。

入札後のローマ時間午前11時34分現在、イタリア10年債利回りは前 週末比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の6%。ドイ ツ債との利回り格差は464bp。

原題:Italy Yields Drop at Auction on Prospect of ECB Bond Buying(抜粋)

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