トロイカ、予算案の策定完了までギリシャ滞在も-政府当局者

ギリシャの公約の履行状況を審査し ているいわゆるトロイカの代表は、同国政府が115億ユーロ(約1 兆1100億円)の歳出削減を盛り込んだ2年間の予算計画の策定作業を完 了するまでギリシャ滞在を延ばす可能性がある。ギリシャ財務省当局者 が29日明らかにした。

この当局者が電子メールで配布した文書によると、欧州委員会と欧 州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)で構成されるトロイカ の代表は当初、7月末にギリシャをいったん離れた後、8月末に戻り、 今年の予算削減の進展状況と2013、14年の計画の審査を完了する予定だ った。同当局者は匿名で、当初の予定通り進めた場合、ギリシャ向け融 資の次回供与は大きく遅れることになっただろうと語った。

サマラス首相と、連立パートナーの全ギリシャ社会主義運動 (PASOK)のベニゼロス党首、民主左派のクベリス党首は30日に再 び協議する予定。総額2400億ユーロの2回のギリシャ支援の受け取りに 必要な歳出削減について決定を目指す。

原題:Greek Official Says Troika to Remain Until Budget Complete (1)(抜粋)