ブラジル株(27日):ほぼ1年ぶり大幅上昇-景気めぐる懸念後退

27日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数がほぼ1年ぶりの大幅上昇となった。欧州の政策当局者 が債務危機に対処するとの楽観的見方が広がり、同地域の混乱がブラジ ルの景気回復に水を差すとの懸念が後退した。

住宅建設会社のPDGレアルティSAエンプレエンジメントス・ エ・パルチシパソンエスは、MSCIブラジル・一般消費財指数の構成 銘柄で最大の上昇。同指数は10業種の中で最も上げた。商業銀行のバン コ・サンタンデール・ブラジルは2009年10月の取引開始以来最大の上昇 を記録した。石油会社のブラジル石油公社(ペトロブラス)とOGXペ トロレオ・エ・ガス・パルチシパソンエスも、原油高を受けて買われ た。

ボベスパ指数は前日比4.7%高の56553.12で終了。上昇率は昨年8 月9日以来最大。今週の騰落率はプラス4.4%。指数構成銘柄のうち上 昇が65銘柄、下落が2銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時39分 (日本時間28日午前5時39分)現在、0.1%安の1ドル=2.0231レア ル。

バンコ・ウェストLB・ド・ブラジルのチーフストラテジスト、ル シアノ・ロスターニョ氏は電話で、「この数カ月に多くの刺激策があっ た。金利も過去最低水準にある。従って、ブラジルの景気回復に足りな い要素は海外情勢の改善だ。欧州中央銀行(ECB)は一段の措置を講 じる気配があり、それがこの日の市場を押し上げた」と述べた。

原題:Bovespa Surges as Global Outlook Eases Brazil Recovery Concern(抜粋)

--取材協力:Denyse Godoy.