米GDP速報値:第2四半期は1.5%増に減速、個人消費に弱さ

今年第2四半期(4-6月)の米経 済成長率は伸びが減速した。雇用市場の低迷を背景に消費者は支出を切 り詰めている。

米商務省が27日に発表した第2四半期の実質国内総生産(GDP、 季節調整済み、年率)速報値は前期比1.5%増だった。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は1.4%増。第1四 半期は年次改定により前回発表の1.9%増から2%増に上方修正され た。個人消費は1.5%増と1年ぶりの低い伸びにとどまった。前四半期 は2.4%増だった。

BNPパリバの北米担当チーフエコノミスト、ジュリア・コロナド 氏は「まったく勢いのない緩やかな回復だ」と述べ、「不透明な世界の 見通しを反映している。GDPは追加金融緩和を後押しする内容だ」と 続けた。

政府支出は1.4%減。特に州・自治体の支出が2.1%減少した。企業 の機器・ソフトウエア投資は7.2%増(前四半期5.4%増)と1桁台の伸 びにとどまった。

PCE価格指数の上昇鈍化

連邦準備制度がインフレ目標に採用している個人消費支出 (PCE)価格指数は0.7%上昇と、2年ぶりの低い伸びにとどまっ た。貯蓄率は4%と前四半期の3.6%から上昇した。

商務省はこの日、2009年第1四半期にさかのぼり年次改定値を発 表。それによると、2010年第2四半期のGDPは前年比で2.5%増と、 既報値の3.3%増から下方修正された。前回の景気後退の谷から1年間 にわたるGDPの伸び率はこれまでの想定を0.8ポイント下回ったこと になる。

一方、昨年第4四半期GDPは前期比年率4.1%増と、既報値の 3%増から上方修正された。

ください。

原題:U.S. Economy Grows at Slower Pace as Consumer Spending Cools (2)(抜粋)

--取材協力:Caroline Fairchild、Chris Middleton.