英バークレイズ、1-6月調整後利益42億ポンド-予想上回る

ロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)の不正操作問題で課徴金を科された英銀バークレイズ は、同行の役割について謝罪した。1-6月(上期)決算では利益がア ナリスト予想を上回った。

27日の同行発表によると、債務評価調整(DVA)やその他一時項 目を除いたベースでの税引き前利益は前年同期から13%増えて42億2700 万ポンド(約5190億円)。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリ スト8人の予想中央値は39億ポンドだった。

バークレイズはLIBOR問題で過去最高の2億9000万ポンドの課 徴金支払いを命じられ、最高経営責任者(CEO)だったロバート・ダ イアモンド氏を含め複数の経営トップが辞任。この日はさらに、2008年 の資金調達での手数料に関する情報開示をめぐり、財務担当役員のクリ ス・ルーカス氏を含め4人の現・元幹部社員が調査を受けていることを 明らかにした。

マーカス・エイジアス会長は発表文で「このところの事態について は申し訳ない」と謝罪。「しかし、経営陣は引き続き、当行の財務パフ ォーマンス目標の達成に集中していく」と表明した。同会長は後任 CEOが見つかった後に辞任する意向。

投資銀行部門の収入は4%増の65億ポンドと、金融業界全体に見ら れる減収傾向とは対照的だった。

ロンドン時間午前8時37分現在、バークレイズ株は4.4%高の160.3 ペンス。

投資銀行部門の調整後税引き前利益は上期に26億ポンドと、前年同 期の24億ポンドから増えた。リテール事業では17億ドルと、前年同期 の15億ドルを上回った。

上期はまた、金利ヘッジ商品の不適切な販売をめぐる賠償のため4 億5000万ポンドを追加で引き当てた。