東証:第1四半期純利益は46%増に、派生商品の取引高増など寄与

東京証券取引所グループが27日午後 2時に公表した4-6月期の連結決算は、純利益が前年同期比46%増 の21億6400万円だった。会見した斉藤惇社長は、「JGB先物や TOPIX先物などデリバティブが好調だった」と説明した。

派生商品の取引高増加などで、第1四半期の営業収益は4.1%増 の135億円。前年同期に計上した先物取引のTdex+システムへの移行に伴 う旧システムの償却負担もなく、営業費用も減った。

東証G発表の決算短信によると、第1四半期の1日当たり株券売買 代金(1・2部・マザーズ)は前年同期比12%減の1兆2194億円となっ た一方、TOPIX先物取引高は同13%増の6万4649単位、長期国債先 物取引高は同41%増の3万9538単位だった。

また斉藤社長は会見で、「REIT(上場不動産投資信託)の IPO(新規公開)が貢献し、上場関係収入も前年同期比4.8%増だっ た」と述べた。同収入は17億2900万円。新規上場会社数は、1・2部・ マザーズ合計で前年同期の6社から10社に増加、指数連動型上場投信 (ETF)は前年同期と同じ2銘柄、REITはゼロから2銘柄に増え た。