蘭ラボバンク、最大3500人の削減目指す-資本規制の厳格化で

オランダの銀行最大手ラボバンク・ グループは、2016年までに同国内のリテール銀行部門で5-10%の人員 削減を行う可能性があることを明らかにした。税金や自己資本規制の厳 格化の影響を軽減することが狙い。

同部門の従業員は3万5000人で、年間の営業費用は45億ユーロ (約4300億円)。ラボバンクの広報担当、ヘンドリック・ヤンアイプ氏 によると、人員削減は自然減で行われるもようだという。

ヤンアイプ氏は26日の電話インタビューで、16年までに同部門の営 業費用を40億ユーロに減らす必要があると説明。その上で、今回の人員 削減を実施しなければ、営業費用は4年以内に「50億ユーロに増加す る」との見方を示した。

ラボバンクは3月1日、資産の伸び鈍化と預金をめぐる競争、規制 強化、オランダの銀行に対する税金が利益を抑制し、12年と13年は「あ まり期待できない」との見方を示していた。同行は金融危機の際、オラ ンダの3大銀行の中で唯一、政府の救済を受けなかった。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは先月、オ ランダの6銀行の格下げを行い、ラボバンクもその対象となった。同行 の格付けは2段階引き下げられ、投資適格級で上から3番目の「Aa 2」とされた。

原題:Rabobank Seeks to Cut as Many as 3,500 Jobs Amid Capital Rules(抜粋)

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