トヨタ、今年の販売台数で世界首位奪還へ-上期は34%増

トヨタ自動車は米ゼネラル・モータ ーズ(GM)や独フォルクスワーゲン(VW)を上回るペースで販売を 伸ばしている。アジアで昨年発生した自然災害による生産障害を克服し つつあるトヨタは今年、販売台数で世界首位を奪還する見通しだ。

トヨタの1-6月(上期)の世界販売(日野自動車とダイハツ工業 を含む)は34%増の497万台と、昨年首位だったGMを30万台上回り、 VWには52万台の差をつけている。各社の発表によれば、GMは2.9% 増の467万台、VWは8.9%増の445万台。

上期の販売実績は、豊田章男社長率いるトヨタがGMを抜いて年間 の世界販売台数で首位に返り咲く道を開くものだ。昨年は東日本大震災 やタイでの洪水被害で生産が混乱したが、生産の回復がトヨタの2大市 場である米国と日本での販売持ち直しにつながった。一方、GMとVW は欧州市場の縮小で苦戦した。

米調査会社LMCオートモーティブの予測部門のシニアバイスプレ ジデント、ジェフ・シュスター氏は25日の電子メールで、「トヨタは予 想以上に強くなって戻ってきた」と指摘。「販売レースで極めて重要な 年央の中間地点にいるが、トヨタのリードを考えると、GMが追い付く のは極めて難しいだろう」との見方を示した。

原題:Toyota’s 34% Growth Sets Pace to Retake Sales Crown From GM (3)(抜粋)

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