ドコモ:4-6月期の営業益1.9%減、販促費増で-今期据え置き

携帯電話国内首位NTTドコモの 4-6月期営業利益は前年同期比1.9%減少した。米アップルの人気端 末「iPhone(アイフォーン)」を手掛ける同2位KDDIや同3 位ソフトバンクとの顧客獲得競争激化による販促負担増が響いた。

営業利益2626億円は、ブルームバーグ・データによるアナリスト 4人の事前予想平均2558億円を上回った。純利益は同3.5%増の1643 億円。売上高は同2.4%増の1兆723億円だった。サービス指標のAR PU(1契約当たり月間収入)は音声収入落ち込みが続き同6.3%減。

今期(2013年3月期)業績予想は据え置いた。営業利益の見込み は、中期計画で目標としてきた9000億円(前期比2.9%増)。SMB C日興証券の森行真司アナリストは4-6月期決算に意外感はないとし た上で「アイフォーンとどう戦えるか」が目標達成の鍵だと述べた。

今期の契約純増目標も280万件で変更なし。一方で電気通信事業者 協会の統計による4-6月期の純増は27万件と、KDDIの57万件や ソフトバンクの75万件を下回る。都内で会見した加藤薫社長は同社が 手掛ける韓国サムスン電子製の端末販売は好調だと説明。サービス面で も「手ごたえを感じ始めている」と、巻き返しへの意欲を示した。