IMF:ギリシャに関する3月時点の見解に変更ない

国際通貨基金(IMF)の報道官 は26日、ギリシャについて3月の報告書で示した立場に変化はないと述 べた。IMFは当時、ギリシャの融資プログラムが軌道から外れた場 合、同国は欧州の追加支援あるいは一段の債務再編が必要になるかもし れないと指摘していた。

デービッド・ホーリー報道官は記者会見で、「債務の持続可能性に ついて評価を行うことは、プログラムが課された国との作業および協議 の一部であることが常だ」と説明。「それがギリシャで続いている作業 だ」と述べた。

緊縮策に対する国民の反発が強まる中で実施した5月と6月の総選 挙後、ギリシャ政府は1300億ユーロ(約12兆5000億円)の第2次支援の 条件である改革や予算削減にもっと多くの時間を確保することを目指し ている。ドイツなど一部のユーロ圏諸国は、ギリシャが目標を達成でき ない場合の追加資金拠出に消極的な姿勢を示している。

ホーリー報道官は、ギリシャのプログラムに関する協議は9月にか けて続くとの見通しを示した。3月の報告書と比較したIMFの立場に ついて聞かれると、「変わっていない」と答えた。

IMFスタッフがまとめた同報告書には、「政策実行の進み具合が 遅い場合や、改革への経済の反応が十分な速さでない場合は、現時点の 想定よりさらに譲歩した条件でギリシャの欧州パートナーが追加支援を 行うことや新たな債務再編が審査結果によって必要になるかもしれな い」と記されていた。

原題:IMF Stands by Comments Greece May Need Aid, Restructuring (1)(抜粋)

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