人民元:対ドルで約1週間ぶり大幅高-米FRB追加措置を期待

中国人民元は26日、米ドルに対し て約1週間ぶりの大幅高となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が 米景気支援の追加措置を発表するとの観測が高まり、新興市場資産の需 要が押し上げられた。

6月の米新築住宅販売は前月比8.4%減少した。グローリー・スカ イ・グローバル・マーケッツのダニエル・チャン執行副社長は「投資家 は米国の量的緩和への期待をあらためて膨らませた。それがこの日の人 民元上昇につながった」と指摘。その上で、「元は反発しているにすぎ ない。欧州債務危機が続いていることから、中国当局は依然として輸出 を懸念している」と述べた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海 市場で前日比0.07%高の1ドル=6.3841元。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日、元の中心レートを0.08%元高 方向の6.3381元に設定した。引き上げは4営業日ぶり。

香港オフショア市場で元は0.05%高の6.3860元。元の1年物ノンデ リバラブル・フォワード(NDF)は、ほぼ変わらずの6.4351元。

原題:Yuan Strengthens on U.S. Stimulus Speculation, Stronger Fixing(抜粋)