中国株:上海総合、09年3月来の安値-不動産統制継続を懸念

中国株式相場は下落。上海総合指 数が2009年3月以来の安値で引けた。国務院が国内中部の省開発に力を 入れるとの計画を発表したが、当局は不動産抑制策を維持するとの観測 が重しとなった。

不動産開発の万科企業(000002 CH)は2.1%安。保利房地産集団 (600048 CH)は3.9%下げた。中国当局は地方政府が不動産の統制を弱 めるのを阻止する必要があると、国営の新華社通信が報じた。招商局地 産(000024 CH)も2.8%下落した。

鉄鋼メーカーの湖南華菱鋼鉄(000932 CH)は9.9%上昇し、約1カ 月ぶり高値。湖南省長沙市が8292億元(約10兆1500億円)の投資計画を 公表したとの中国新聞社の報道が手掛かり。複合企業の湖南発展集団 (000722 CH)は値幅制限いっぱいの10%高となった。

浙商証券の王偉俊ストラテジスト(上海在勤)は「市場心理はかな り弱く、投資家が景気への悲観的な見通しを転換するまでには、しばら く時間がかかる」と指摘。「恐らく当局はこの先、追加刺激策を講じる だろう」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比10.15ポイント(0.5%)安の2126.00で終 了。一時は0.5%高まで上昇する場面もあったが、結局は下げて取引を 終えた。上海、深圳両証取のA株に連動しているCSI300指数は 同0.5%安の2347.49。

原題:China’s Stocks Fall to Lowest Level Since 2009; Developers Drop(抜粋)

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