豊田通商:仏CFAO株式29.8%取得、アフリカ強化へ-過半数も視野

豊田通商は仏商社、CFAOの株 式29.8%を1株当たり37.5ユーロ(円換算で3553円)で取得すると発表 した。取引は8月上旬に完了の予定。CFAOの現在の時価総額から計 算すると取得金額は6億8756万ユーロになるという。また、追加の株式 公開買付(TOB)も計画しているという。

豊田通商の加留部淳社長は26日、名古屋市内の本社の会見で、西ア フリカ34カ国で自動車代理店・販売店を展開するCFAOと、アフリカ の東・南部でトヨタ車の強固な販売網を持つ通商とのシナジー効果で 「アフリカ全土で事業展開を加速させる」と狙いを説明。

加留部社長はまた「今後はTOBをかけて持ち株比率を増やしてい く。最低でも51%以上にしたい」と話し、総投資額は最終的に1000億円 を超える可能性があると話した。

豊田通商の資料によると、CFAOは仏PPR社が保有する上場子 会社で売上高の6割を占める自動車輸出入事業のほか、医薬品の卸売り 事業や建機、エレベーターなどの販売・メンテナンス、IT関連のサポ ート事業なども手がける。2011年の売上高は31億2370万ユーロで営業利 益は2億5630万ユーロだった。

豊田通商の筆頭株主は、同社のウェブサイトによると今年3月末現 在で、トヨタ21.8%となっている。同社の26日株価終値は前日比0.4% 高の1432円だった。年初来では5.2%上昇している。

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