海外勢が4週連続で売り越す、投信は買い越し継続-7月3週日本株

海外勢は7月3週に日本株を4週連 続で売り越した。日経平均株価は、前の週に比べて0.6%(54円)下落 していた。

東京証券取引所が26日発表した7月第3週(17-20日)の投資部門 別売買動向(東証・大証・名証の1・2部合計)によると、海外投資家 は364億円売り越した。

同週の日本株式相場では、米モルガン・ スタンレーの業績がトレ ーディング収入の大幅な落ち込みで市場予想を下回ったことなどを受け て金融株が下げたほか、原子力発電所の稼働不透明感から電力株の下落 も目立った。

野村証券エクイティ・ストラテジー・チームの柚木純アナリストは 「グローバル景気の悪化や対ユーロでの円高を受けて、業績懸念から日 本株を減らす動きがある」と述べた。もっとも、海外勢は3週に大証の 日経225先物を699億円買い越すなど、先物には買いを入れている。テク ニカル面から短期的な反発を見込む動きも先物では見られるとし、「悲 観一色というわけではない」とも指摘していた。

おもな現物の売り越し主体は、信託銀行(金額256億円)が10週ぶ りに売り越したほか、証券会社の自己売買部門(62億円)は3週ぶり、 都・地銀(27億円)は5週連続など。

半面、買い越し主体は、個人(244億円)が2週連続となったのを はじめ、事業法人(68億円)は3週連続、生・損保(65億円)は3週ぶ り、投資信託(61億円)は17週連続などとなっている。