バーゼル委、デリバティブ取引で銀行に資本上積み義務付けへ

市場安定化と決済機関の強化を図る 世界の規制当局の方針に伴い、銀行はデリバティブ(金融派生商品)取 引に関連して資本の上積みを義務付けられる見通しだ。

バーゼル銀行監督委員会は、決済機関を通じた銀行取引の2%に相 当する額をリスク資産に算入すべきだと指摘した。リスク資産は各行に 義務付ける自己資本の水準を判断するのに用いられる。

バーゼル委は同委ウェブサイトに25日掲載した発表資料で、この暫 定規則は2008年の金融危機をきっかけに始まった銀行の自己資本規制見 直しの「最後のピースの一つ」だと指摘。「この分野で追加の作業が13 年に予定されている」と記した。

この2%ルールは、国際基準を満たす決済機関との取引に適用す る。規制の緩い決済機関を通じた取引は、同機関の格付けに応じてより 厳しい規則の対象となる。こうした措置は13年1月に施行される。

原題:Banks to Face Basel Capital Rules for Derivatives Trades (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE