三菱電の米子会社に賠償命じた評決を取り消し-州地裁判事

三菱電機の米国子会社、三菱エレク トリック・アンド・エレクトロニクスUSAが米グレイル・セミコンダ クターから契約違反で訴えられていた裁判で、カリフォルニア州地裁 は24日、1億2400万ドル(約96億9000万円)の賠償金支払いを命じた陪 審評決を取り消す判断を下した。

グレイルは同社の半導体メモリーに関する機密情報を三菱エレクト リックが三菱電機の共同出資会社ルネサスなどに流したと主張してい た。

グレイルの代理人、レイモンド・ニーロ弁護士は発表資料で、サン タクララ郡の州地裁判事ケネス・バーナム氏が陪審の損害分析に瑕疵 (かし)があることを見つけ、24日に賠償額を取り消したと述べた。バ ーナム判事の裁判所書記官、ケビン・カート氏は25日、賠償責任の認定 については判事は陪審の評決を支持したと語った。

ニーロ氏は発表資料で、「判事が賠償責任のあらゆる点の認定で陪 審に同意したことにわれわれは非常に満足している」とした上で、「次 の裁判で損害に関する主張をいかに改善するかの計画をわれわれは立て ている」と表明した。

25日に三菱電機の代理人、デービッド・エルキンス弁護士に電話取 材を試みたが、これまでに返答は得られていない。

原題:Mitsubishi Electric Wins Reversal of $124 Million Verdict (1)(抜粋)

--取材協力:Joel Rosenblatt.

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