ユナイテッド・テク:通期予想を下方修正、世界的な景気減速で

エレベーターから空調設備など幅広 く手掛ける米ユナイテッド・テクノロジーズは、2012年通期の業績見通 しを引き下げた。世界的な景気低迷を受け、傘下オーチスのエレベータ ーやプラット・アンド・ホイットニーのジェットエンジン部品の需要減 退が影響した。

同社は26日発表で、通期利益を1株当たり5.25-5.35ドルと予想。 従来見通しの5.30-5.50ドルから引き下げた。アナリストの予想平均 は5.45ドル。

通期売上高についても、最高620億ドルとしていた従来予想を580億 -590億ドルに下方修正。為替レートは3月時点で1ユーロ=1.35ドル を想定していたが、年内は1.20ドル前後で推移するとの見方に変えたと いう。

ルイス・シェネバート最高経営責任者(CEO)は発表資料の中 で、同社の予想引き下げについて「世界的な景気減速を反映したもの」 であり、ユーロ安や米航空宇宙関連部品メーカー、グッドリッチの今月 下旬の買収完了も影響すると説明した。

同社の4-6月(第2四半期)決算は、継続事業ベースの営業利益 が14億7000万ドル。1株当たりでは1.62ドルと、アナリスト予想の1.42 ドルを上回った。オーチスの新規受注は前年同期比7%減少したほか、 プラット・アンド・ホイットニーの部品受注は15%減少した。事業再編 費用の通期見通しは従来の4億5000万ドルから5億ドルに膨らんだ。

原題:United Technologies Cuts 2012 Profit Forecast Amid Slowdown (1)(抜粋)

--取材協力:James Langford.