干ばつの影響、米食料価格は来年3~4%上昇か-農務省

米国の食料価格は来年、3-4%上 昇する可能性があるとの見方を、米農務省(USDA)が2013年の食料 価格について発表した初の見通しの中で示した。1950年代以降で最悪の 干ばつの影響がスーパーマーケットなどで販売される食料品に波及する ためとしている。

USDAは25日、ウェブサイトに掲載したリポートで、牛の飼料に 利用されるトウモロコシの供給逼迫(ひっぱく)により牛肉価格は最大 5%上昇する可能性があると予想。米国産主要穀物であるトウモロコシ の価格は6月15日以降、50%以上高騰している。今年の食料価格の上昇 率見通しについては2.5-3.5%に据え置いた。

中西部とグレートプレーンズ(大平原)で乾燥が進んでいるため、 シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシと大豆先物相場は今週、 過去最高値に達し、小麦も2008年以来の高値を付けた。

USDAの食料担当エコノミスト、リチャード・ボルぺ氏は見通し と共に発表した報告書で、「商品相場の動きが小売価格に影響を及ぼす までには通常、数カ月かかる。干ばつの影響の大部分は来年表れてくる だろう」との見方を示した。

原題:Food Inflation May Rise to 3% to 4% in 2013 After Drought (2)(抜粋)

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