米シマンテック:セーレムCEOを解任-4~6月は10%減益

コンピューターウイルス対策ソフト ウエアメーカー最大手の米シマンテックは25日、業績低迷を理由にエン リケ・セーレム最高経営責任者(CEO)を解任したことを明らかにし た。後任は会長のスティーブ・ベネット氏が務める。

同社の発表文によると、ベネット氏は会長職にとどまりながら社長 職も務める。同社の新リードディレクター、ダン・シュルマン氏は今回 の人事について、ある特定の出来事や何らかの不正が原因ではないと説 明している。

同社の25日の株価終値は前日比14%高の14.96ドル。1日の上昇率 としては2001年7月以来の大きさとなった。売り上げが減少して利益が 細る中、年初からは16%値下がりしている。同社はIBMやEMCがけ ん引するストレージ市場での事業拡大にも苦戦している。

同日発表されたシマンテックの4-6月(第1四半期)決算は、株 主に帰属する純利益が1億7200万ドル(約134億円、1株当たり24セン ト)と、前年同期の1億9100万ドル(同25セント)から約10%減少し た。売上高は1%増の16億7000万ドルだった。

7-9月(第2四半期)は一部コストを除いた1株利益が35-39セ ントになる見通し。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均で は40セントが見込まれている。売上高の見通しは16億4000万-16億7000 万ドル。市場予想は16億9000万ドル。同社の四半期決算と見通しは当初 午後に発表される予定だったが、午前中に前倒しされた。

原題:Symantec Ousts CEO Salem in Favor of Chairman; Shares Soar (3)(抜粋)

--取材協力:Jordan Robertson、Scott Moritz、James Callan、Niamh Ring.