アルセロール・ミタル:4-6月期は28%減益、値下がり響く

世界最大の鉄鋼メーカー、欧州のア ルセロール・ミタルの4-6月(第2四半期)決算は、前年同期比28% の減益だった。鉄鋼や鉄鉱石価格の下落が響いた。

同社が25日発表した4-6月期のEBITDA(利払い・税金・減 価償却・償却控除前利益)は24億ドル(約1880億円)と、前年同期の34 億ドルから減少した。ただ、ブルームバーグがまとめたアナリスト16人 の予想中央値(21億ドル)は上回った。同社は7-12月(下期)の EBITDA(トン当たり)について、1-6月(上期)並みとの見通 しを示した。

ラクシュミ・ミタル最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「上 期の市場環境は非常に厳しく、想定を超える厳しさだった」と説明。 「世界経済は依然として脆弱(ぜいじゃく)だが、下期もおおむね似た ような事業環境が続くと予想している」と述べた。

スチール・ビジネス・ブリーフィング (SBB)の世界価格指数 によれば、熱延薄鋼板の1-3月(第1四半期)の平均価格は1トン当 たり約690ドルと、前年同期の809ドルから下落。鉄鉱石価格は1年間 で21%値下がりした。

原題:ArcelorMittal Profit Slumps 28% as Steel Demand, Prices Decrease(抜粋)