東芝株が震災以来の下落率、アップル決算が予想届かず関連銘柄に売り

東芝の株価が、東日本大震災に伴 う原発事故に見舞われた昨年3月以来の日中下落率を記録。部品供給先 である米アップルが発表した決算が市場予想を下回り、国内外のアップ ル関連銘柄とともに、連想売りが出ている。

25日は3日続落で、日中安値は前日比21円(8.1%)安の240円。 下落率は大震災に伴う福島原発事故の影響でストップ安(値幅制限いっ ぱいの下げ)を記録した昨年3月15日の19%以来。午前11時11分現 在は同19円(7.3%)安の242円で、日経平均株価への下落寄与度1位。

アップルが発表した4-6月期決算は、スマートフォン(多機能携 帯電話、スマホ)「iPhone(アイフォーン)」販売が新機種発売 に向けた買い控えから低調だった。売上高と利益が市場予想に届かなか ったのは2003年以降で2回目。

東芝はスマホなどの記憶媒体である半導体のNAND型フラッシュ メモリーで世界2位。24日に市況低迷で3割減産を発表した。みずほ インベスターズ証券の石田雄一アナリストは東芝株の下落を「アップル 決算からの連想売り」だと説明。アップルが示した7-9月期業績見通 しも市場予想を下回った点もネガティブだと指摘した。

アップルの部品調達先各社株価も軒並み下落、ソニーが900円割れ して約32年ぶりの安値水準となったほか、パナソニックやシャープ、 村田製作所、セイコーエプソンなども急落。韓国のサムスン電子やLG ディスプレーも同じく下落している。

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