米社債保証コスト上昇、欧州危機拡大の兆しで-CDS取引

24日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが3営業日連続で 上昇。米ムーディーズ・インベスターズ・サービスがドイツとオラン ダ、ルクセンブルクの最上級格付けの見通しを引き下げたことを受け、 欧州債務危機が広がりつつあるとの懸念が強まった。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、3.2ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の116.6bp。これは6月28日 以来の高水準。

今週に入り投資家の間では、ユーロ圏金融危機の影響が世界のバラ ンスシートに及び、借り手の返済能力を損なうとの懸念が強まってい る。ムーディーズは欧州債務危機をめぐる「不確実性の高まり」を理由 に、最高格付け「Aaa」を付与しているドイツとオランダ、ルクセン ブルクの格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」に引き下げた。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)のマクロ・ク レジット・ストラテジスト、エドワード・マリナン氏は電話インタビュ ーで、ムーディーズの動きについて、「ユーロ圏内の圧力の高まりに反 応したもの」で、救済メカニズムが少なくなりつつある域内の財政的に 安定した国々への「負担を増やしてきたことを反映している」と説明し た。

原題:Credit Swaps in U.S. Jump on Signs Europe’s Crisis Is Spreading(抜粋)

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