NY銅:3日続落-欧州債務危機で需要への懸念拡大

24日のニューヨーク銅先物相場は3 日続落。ドイツの格付け見通しが引き下げられ、ユーロ圏金融危機で金 属需要が減少する可能性を示す新たなシグナルとなった。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、最高格 付け「Aaa」を付与しているドイツとオランダ、ルクセンブルクの格 付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」に変更。債務危機をめぐる不確 実性の拡大を理由に挙げた。ドルが6主要通貨のバスケットに対して3 日続伸し、代替資産としての商品の魅力も低下した。

フューチャーパス・トレーディングのトレーダー、フランク・レシ ュ氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、「世界経済は減速してお り、市場はそうした懸念から下向き傾向が強まっている」と指摘。「ド ル上昇も大半の金属、商品相場にとって良いことではなく、これも相場 を圧迫しよう」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 9月限終値は前日比0.8%安の1ポンド=3.353ドル。3営業日での下落 幅は5.1%となった。

原題:Copper Falls as Demand Concerns Mount on European Debt Crisis(抜粋)

--取材協力:Tom Metcalf.