レスラー独副首相に批判が集中-ギリシャ救済「懐疑的」発言

ドイツのレスラー副首相兼経済技術 相の発言が波紋を呼んでいる。ギリシャのユーロ離脱観測を再燃させた として、他国からの反発だけでなく、メルケル首相率いる連立与党内の 同胞からも批判を受けている。

ギリシャのサマラス首相はアテネの議会で24日、レスラー氏を名指 しはしなかったものの、17カ国からなるユーロ圏にギリシャがとどまる ことを疑問視する外国の当局者は「無責任」であり、ギリシャの財政努 力を傷つけるものだと非難した。

ドイツの野党では少なくとも社会民主党(SPD)の予算問題担当 スポークスマン、カールステン・シュナイダー議員がレスラー氏の辞任 を要求。このほか与党キリスト教民主同盟(CDU)の金融政策担当ス ポークスマン、クラウスペーター・フロスバッハ議員は独紙ハンデルス ブラット(オンライン版)に対し、「現段階でこのような議論を巻き起 こす理由は断じてなかったはずだ」と述べた。

レスラー氏は22日、独放送局ARDとのインタビューで、欧州の指 導者らがギリシャを救済できる可能性について自身は「極めて懐疑的」 だとし、同国のユーロ圏離脱見通しに伴う「恐ろしさは遠い昔に消え た」と付け加えた。

これに対しギリシャのサマラス首相はこの日、「たしかに海外の一 部当局者はしばしば、ギリシャが状況を乗り越えられないと決めつけて いる」と反論。「そのような者たちを私は、隠し立てせず公に言うが、 国家の取り組みを傷つける者たちだと考える。われわれは国家を立て直 すためにできることをしている中で、そういった者たちはわれわれを失 敗させようとあらゆる手を尽くす」と断じた。

原題:Germany’s Roesler Slammed After Raising Notion of Greek Exit(抜粋)

--取材協力:Maria Petrakis.

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