英国債:対ドイツ債スプレッドが縮小-格付け見通し変更で

24日の英国債相場は、ドイツ国債を 上回るパフォーマンスだった。米格付け会社ムーディーズ・インベス ターズ・サービスはドイツとオランダ、ルクセンブルクの格付け「Aa a」の見通しを「ネガティブ(弱含み)」に変更した。ユーロ圏の脆弱 (ぜいじゃく)な諸国への支援を余儀なくされる可能性を理由に挙げ た。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によれば、25日発表さ れる英国内総生産(GDP)統計は、4-6月(第2四半期)もリセッ ション(景気後退)が続いたことを示すと見込まれている。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の シニア為替ストラテジストのポール・ロブソン氏(ロンドン在勤)は、 「安全を求めて欧州から資金を逃避させる動きが活発だ」と語った。

英10年債のドイツ10年債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は 前日比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小し23bp。終 値としては3日以来の最小となった。

英10年債利回りは1.47%で、前日からほぼ変わらず。23日に は1.407%まで下げ、過去最低を記録した。同国債(表面利率 4%、2022年3月償還)価格は122.635となった。

ブルームバーグと欧州証券アナリスト協会連合会(EFFAS)が まとめた指数によると、英国債の年初来リターンはプラス4.1%。これ に対し、ドイツ国債は4.5%となっている。

原題:Pound Approaches Strongest Since 2008 Versus Euro on Safety Bid(抜粋)

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