米AT&T:4-6月は利益が市場予想上回る-補助金減少で

米通信最大手AT&Tの4-6月 (第2四半期)決算は、利益がアナリスト予想を上回った。顧客にスマ ートフォン(多機能携帯電話)購入を促す販売補助金の負担が減ったこ とが背景にある。

同社の24日発表によると、AT&Tに帰属する純利益は前年同期 比8.7%増の39億ドル(約3050億円、1株当たり66セント)。前年同期 は35億9000万ドル(同60セント)だった。ブルームバーグ・ニュースが まとめたアナリスト予想の平均は63セントだった。売上高は1%未満増 えて316億ドル。アナリスト予想は317億ドルだった。

AT&Tは第2四半期に月間契約者を新規に32万人増やしたが、前 年同期には届かなかった。新規契約者の減少は売上高の伸びにはマイナ スな一方、販売補助金の負担減少も意味する。

アーガス・リサーチのジョー・ボナー氏は米アップルから新型「i Phone(アイフォーン)」の投入がなかったことが、補助金負担の 減少につながったと指摘。「全てはiPhoneのサイクル次第だ」と し、「iPhoneがなければ利幅は拡大し、あれば補助金をアップル に支払わなければならないため利幅は縮小する」と説明した。

原題:AT&T Profit Tops Estimates as Company Pays Fewer Subsidies (1)(抜粋)

--取材協力:Kathleen Chaykowski.