世銀:南アの12年成長率予測、2.5%に下方修正-製造業が失速

世界銀行は、南アフリカ共和国の経 済成長率見通しを下方修正した。世界的な景気減速と国内の高失業率を 背景にした同国製品の需要減退を理由に挙げた。

世銀は24日公表の報告で、経済規模がアフリカ最大の南アの今年の 成長率を2.5%と予想。昨年11月時点では3.1%を見込んでいた。同国政 府が2月に示した予測は2.7%だった。

世銀は「1-3月(第1四半期)の成長原動力となった製造業が失 速しつつあるようだ」と分析し、「低迷する雇用見通しに加え、消費者 信頼感や購買力、家計に及ぼす世界情勢の悪影響が、消費者の購買決定 への重しとなる公算が大きい」と説明した。

南アフリカ準備銀行(中央銀行)は19日、政策金利を0.5ポイント 引き下げ5%に設定することを決定。欧州債務危機で輸出需要が落ち込 んだことを受け、1年8カ月で初めての利下げに踏み切った。同国の失 業率は1-3月に25.2%に上昇。これはブルームバーグが集計する61カ 国の中で最悪の水準。

原題:World Bank Cuts South African Economic Growth Forecast to

2.5%(抜粋)