タイとフィリピン、利下げ見送りの公算-他の新興国と一線画す

タイとフィリピンの中央銀行は今 週、政策金利の引き下げを見送る可能性が高い。世界的な景気減速でブ ラジルや中国などは政策緩和に踏み切ったが、これら東南アジアの両国 はその影響をしのいでいるためだ。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト13人の予想で は、全員がタイ中銀は25日の会合で政策金利を現在の3%に据え置くと みている。予想通りなら4会合連続で変更なしとなる。

また別の調査によると、フィリピン中銀が26日の会合で政策金利を 4%に据え置くと予想している市場関係者は14人中11人。ただ、6月会 合時よりも利下げ予想の数は増えた。

両国とも今年の成長率目標を最大6%としている。フィリピンは政 府支出、タイは洪水被害からの復興が成長を支える。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の東南アジア経 済担当責任者アニンダ・ミトラ氏(シンガポール在勤)は、「東南アジ アの金融政策はかなり緩和的であり、現在のところ経済成長を支えるの に十分だ」と述べた。

原題:Thailand, Philippines May Resist Rate Cut as Growth Holds Up (1)(抜粋)

--取材協力:Michael Munoz、Sarina Yoo、Daniel Petrie、Tracy Withers、Eunkyung Seo.

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