中国:7月の製造業活動、縮小ペース緩和へ-HSBC指数

中国の製造業活動は7月に縮小ペー スが鈍りそうだ。2回の利下げと融資回復で国内需要が喚起されたこと が民間調査で示唆された。

英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが24日 発表した7月の中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値は49.5。6 月改定値の48.2から上昇した。今後発表される7月の改定値が速報値と 同じであれば、2月以来の高水準となる。

今回の指数は、景気減速に歯止めがかかったという一定の安心感を 投資家に与える可能性がある。温家宝首相は経済成長を支えるための刺 激策を推進してきている。スタンダードチャータードは、4-6月(第 2四半期)に7.6%に低下した中国の経済成長率が7-9月(第3四半 期)には8%超に回復するとの見通しを示した。

HSBCの中国担当チーフエコノミスト、屈宏斌氏(香港在勤)は 発表資料で、「これまでに講じた緩和策に効果が出始めつつある」と分 析。その上で、「7月の指数が50を下回っていることは、需要が依然弱 く、雇用への圧力が高まっていることを示唆している。成長と雇用を支 える一段の緩和措置が求められる」との見解を示した。

7月改定値が50を下回れば9カ月連続の縮小で、2008年8月から09 年3月までの8カ月連続を上回り、指数導入後の8年間で最長の縮小局 面となる。同指数は50が製造業活動の拡大と縮小の境目を示す。

原題:China’s Manufacturing May Contract at Slower Pace in July (1)(抜粋)

--取材協力:Nerys Avery、Zheng Lifei.