東芝株が3年4カ月ぶり安値、フラッシュの減産規模を嫌気-東京市場

東芝の株価が約3年4カ月ぶりの 安値を付けている。年初来の供給過剰を受け、半導体の主力であるNA ND型フラッシュメモリーを3割減産すると発表。市場では減産規模が 大きいため、売りが先行したとの見方が出ている。

東芝は午前9時に減産を発表。株価はじりじりと値を下げ、前日比 11円(4.0%)安の265円と、2009年4月1日に記録した日中安値258 円以来の水準まで売られた。午前終値は同9円(3.3%)安の267円。

東芝はリーマンショック後の09年にもNAND型フラッシュの3 割減産を実施していた。今回はUSBメモリーやSDカード向けなどが 供給過剰から価格下落を続けていることに対応し24日から減産する。 7-9月期には需給改善が期待できるとしている。

エース経済研究所の安田秀樹アナリストは、今回の3割減産の規模 が収益面で「かなり厳しい。市場が嫌気した」とコメント。しかし、秋 から年末に掛けてフラッシュを記憶媒体に使うスマートフォン(多機能 携帯電話)新機種が発売されるため「7-9月に稼働率が上がってくる との会社側の発表内容は、現時点では妥当」としている。

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