米FRB議長:幼児教育は経済にも極めて重要-講演

バーナンキ米連邦準備制度理事会 (FRB)議長は24日、幼児期の教育は「極めて重要」で、効果的な学 校教育は貧困の減少と所得の増加、仕事への満足度を高めることで経済 を支えるとの見方を示した。

議長は児童保護基金(CDF)がシンシナティで開催した全米会議 でビデオを通じ講演し、「経済発展の専門家は教育における達成が世界 中の多くの国において経済成長と所得増加の重要な根源だと見なしてい る」と述べた。講演内容は事前の録画でのコメントに基づく。

バーナンキ議長(58)は、「質の高い」幼稚園・保育園に通ってい た子供はそうでない子供に比べ、40歳の時に持ち家がある可能性が高い と指摘。労働者が技能を高めることで、経済的な利益が社会にも広がる としている。議長は元プリンストン大学教授で、妻のアンナさんは教師 を務めている。

議長はハーバード大学の研究を引用し、幼児期における子供への支 援は学生としての成功や成人後の社会貢献につながりやすく、それがな ければ「学校中退や低賃金、公的支援への依存、もしくは犯罪を引き起 こす可能性が高まる」と説明。「経済的に言えば、幼児教育は良好な投 資だ。こうしたプログラムに投じる資金のインフレ調整後の年間リター ンは10%以上に達すると見込まれる。この種のリターンを約束すること ができる投資は極めて少ない」と語った。

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