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シャープ株37年ぶり安値、赤字続き初の早期退職の報道で-東京市場

シャープの株価が3営業日連続で 下落し、約37年ぶりの安値をつけた。4-6月期の連結純損益が液晶 パネルなどの不振で1000億円前後の赤字になったもようであることか ら、初の早期退職などを通じ数千人規模の従業員を削減する検討に入っ た、との日本経済新聞の報道を嫌気し、売りが先行した。

株価は前日比16円(5.4%)安の278円まで下落。ブルームバーグ ・データによると1975年10月以来の低水準。午前10時4分現在は同

5.1%安の279円で推移し、売買額は国内上場株で首位の94億円。

24日付の日経新聞朝刊は、リストラ実施により今期(2013年3月 期)業績予想も下方修正する公算が大きいと伝えた。報道についてシャ ープは「当社が発表したものではない」とのコメントを発表した。4- 6月期決算の発表は、8月2日の予定。

バークレイズ・キャピタル証券の藤森裕司アナリストは投資家向け メモで日経報道の純損失1000億円に関し、堺の太陽電池工場の減損費 用が含まれていることからすれば「驚きは小さい」とコメント。初の早 期退職実施は「シャープの聖域に踏み込む改革という点で前進」ではあ るが、資金流出を伴いポジティブとは言えないと指摘した。

ブルームバーグ・データによる、アナリスト4人の4-6月期のシ ャープの純損益予想平均は、760億円の赤字となっている。

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