STマイクロ:7-9月期の売上高、市場予想を下回る可能性

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欧州最大の半導体メーカー、STマ イクロエレクトロニクスは、7-9月(第3四半期)の売上高が前期比 約2.5%増加するとの見通しを明らかにした。受注が減り景気が鈍化す る中で、アナリスト予想を下回る可能性を示した。

同社の発表によると、7-9月期売上高の前期比伸び率は約2.5% の上下3ポイントの範囲になるもよう。この予想に基づくと中間値は 約22億ドル(約1720億円)となり、ブルームバーグが集計したアナリス トの予想平均である23億1000万ドルを下回る。4-6月(第2四半期) の売上高は前期比6.5%増だった。

カルロ・ボゾッティ最高経営責任者(CEO)は23日のニューヨー ク市場取引終了後に発表した資料で、「世界の経済環境は悪化した」と の認識を示した上で、「6月の受注は減少し、いくらか不安定さが残っ ている。ただ、7-9月期に関して当社は売上高の伸びと粗利益率の改 善が続くとの予想を維持している」と説明した。

4-6月期の純損益は7500万ドルの赤字。前年同期は4億2000万ド ルの黒字だった。純売上高は16%減の21億5000万ドル。ブルームバーグ がまとめたアナリスト予想では、純損益が6350万ドルの赤字、売上高 は21億6000万ドルが見込まれていた。

粗利益率は34.3%と1-3月(第1四半期)の29.6%から改善。7 -9月期について同社は、35.3%の上下1.5ポイントの範囲を見込んで いる。

原題:STMicro Sees Third-Quarter Sales That Trail Analysts’ Estimates(抜粋)