ブラジル中銀総裁:インフレ率は7月加速も、目標に収束へ

ブラジル中央銀行のトンビニ総裁 は、同国の7月の消費者物価指数(CPI)の上昇は一時的な反転で、 今年のインフレ率目標の4.5%の達成を危うくする恐れはないとの認識 を明らかにした。

ブラジル地理統計資料院(IBGE)が20日発表した7月半ばまで の1カ月の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は前月比0.33%上昇 し、ブルームバーグがまとめたアナリスト42人の予想中央値(0.18%上 昇)を上回った。前年同月比では5.24%上昇した。

トンビニ総裁は23日、ブラジル経済は7-12月(下期)にインフレ をあおることなく成長が加速すると指摘し、7月半ばの消費者物価指数 は悪天候による食料品価格の上昇が反映されたと述べた。

グラジュアル・インベスチメントスのチーフエコノミスト、アンド レ・ペルフェイト氏は電話インタビューで、「トンビニ総裁は7月にイ ンフレが加速したにもかかわらず、追加利下げを示唆した」と指摘。ブ ラジル中銀は昨年8月以降、計4.5ポイントの利下げを実施し、政策金 利を過去最低の8%として景気てこ入れや欧州債務危機の影響の抑制を 図っている。

原題:Brazil Inflation Surprise Won’t Threaten Goal, Tombini Says (2)(抜粋)

--取材協力:Raymond Colitt.