米社債保証コスト上昇、欧州危機悪化の兆しで-CDS取引

23日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが2日連続で上 昇。スペインで金融支援を求める地方政府が増え、同国全体の救済を余 儀なくされるとの懸念が広がった。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後5時31分(日本時間24日午前6時31分)現在、2.1ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の113.4bp。これは9日以来の 高水準。

投資家は欧州危機の深刻化で世界の市場が落ち込み、企業の債務返 済能力が損なわれることを懸念している。スペイン10年債利回りはユー ロ導入以後の最高を記録。同国紙パイスは、バレンシア州に続いて6州 が中央政府に金融支援を求める可能性があると報じた。外食産業最大 手、米マクドナルドの4-6月(第2四半期)決算は米既存店売上高の 伸び鈍化が響き、利益がアナリスト予想を下回った。

ブルックフィールド・インベストメント・マネジメントのコーポレ ートクレジット担当マネジングディレクター、ジョエル・レビントン氏 は電子メールで、「欧州、特にスペインをめぐる不安に期待外れの決算 が重なり、CDSスプレッド上昇につながっている」と説明した。

原題:Credit Swaps in U.S. Rise on Signs European Crisis Is Deepening(抜粋)

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