NY金:反落、1週間ぶり安値-欧州懸念でドル上昇

ニューヨーク金先物相場は反落。約 1週間ぶりの安値となった。欧州の債務危機が深刻化しているとの懸念 を背景にドルが上昇し、代替投資先としての金の需要が減退した。

ドルは対ユーロで2年ぶりの高値を付けた。スペイン国債を保証す るコストは過去最高となった。ギリシャの債権者は今週、救済合意に基 づく目標に対する同国の進展状況を精査する予定だ。ドイツのレスラー 副首相兼経済技術相はギリシャが救済される可能性には「極めて懐疑 的」だとの認識を示した。

ビジョン・ファイナンシャル・マーケッツ(シカゴ)の金属トレー ディング担当ディレクター、デーブ・メーガー氏は電話インタビュー で、「欧州懸念が再燃しており、現金への逃避がみられる」と指摘。 「ドルの上昇は金にはマイナスになっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8 月限は前週末比0.3%安の1オンス=1577.40ドルで終了。一時は1562ド ルと、中心限月としては12日以来の安値を付ける場面もあった。

原題:Gold Drops to 1-Week Low as Europe Woes Erode Demand for Metal(抜粋)