スペインは「ブラックホール」に、信用力3重悪化-イーガン氏

スペインは国家と銀行セクター、地 方政府の3拍子そろった信用力低下によって、「ブラックホール」に吸 い込まれつつあるかもしれない。格付け会社イーガン・ジョーンズのシ ョーン・イーガン社長がこのような見方を示した。

同社長はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「これ ら3セクターのいずれにも他の2分野を支える余力がない」と指摘。 「スペインには解決が比較的難しい問題が膨大な数あり、国債利回りが 上昇しているのはこのためだ」と解説した。

イーガン・ジョーンズは20日に、スペインの信用格付けを「CC +」と従来の「CCC+」から引き下げた。この日スペイン債は下落 し10年債利回りがユーロ導入後の最高に達した。スペイン紙パイスが同 国の6つの地方政府が中央政府に金融支援を求める可能性があると報 じ、銀行だけでなくスペイン国家も救済が必要になるとの懸念が高まっ た。

イーガン氏は「スペインは、最終的には債務減免によってしか乗り 切れないような展開に向け、引き返せない地点に至りつつあるようだ」 と述べた。「債務危機の解決策は追加の債務ではないが、今までに提案 されているのはそれだ」と付け加えた。

原題:Spain Entering Black Hole as Credit Quality Swoons, Egan Says(抜粋)

--取材協力:Sara Eisen.

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