英国債:2・5・10年債利回り、過去最低を更新-安全需要増

23日の英国債相場は上昇。利回りは 2年物、5年物、10年物がいずれも過去最低を更新した。ユーロ圏危機 深刻化で比較的安全とされる英国債の需要が高まった。

10年債は続伸。スペインの6州が中央政府に金融支援を要請する可 能性があると、同国紙パイスが報じたことが手掛かり。英公債管理局( DMO)が銀行団引き受け方式でインフレ連動債を週内に発行するのを 控え、インフレ連動債と通常国債の利回り格差(スプレッド)は縮小し た。

モニュメント・セキュリティーズのストラテジスト、マーク・オズ ワルド氏(ロンドン在勤)は「スペインとイタリアの国債下落に伴う質 への逃避がこの日は見られ、英国債は恩恵を受けた」と述べた。

ロンドン時間午後4時21分現在、10年債利回りは前週末比2ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.47%となった。一時 は1.407%まで下げ、過去最低を記録した。同国債(表面利率 4%、2022年3月償還)価格は0.155上げ122.635。

2年債利回りは0.054%、5年債利回りは0.416%までそれぞれ下 げ、これまでの最低を付けた。

インフレ連動10年債と同年限の通常国債のブレークイーブンレート と呼ばれる利回り格差は4bp縮小し234bp。

原題:U.K. Gilt Yields Fall to Record on Euro Concern; Pound Weakens(抜粋)

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