中国株:上海総合指数が09年以来の安値-成長鈍化への懸念

中国株式相場は下落。上海総合指 数が2009年3月以来の安値となった。中国人民銀行(中央銀行)の貨幣 政策委員が7-9月(第3四半期)の経済成長率は鈍化するとの予想を 示したことや、欧州危機を背景に輸出見通しが悪化したことが要因。

銅生産の江西銅業(600362 CH)は3.2%安。石炭の中国神華能源 (601088 CH)は1.3%安。景気減速で資源需要が弱まるとの懸念が強ま った。アルミニウム生産で同国最大手の中国アルミ(チャルコ、601600 CH)も1.5%安。

中国4位の保険会社、中国太平洋保険(集団、601601 CH)は2.2% の下げ。米投資会社カーライル・グループ系のファンドが同社の香港上 場株式を売却する方針と伝わった。減益見通しを発表したディーゼルエ ンジン製造の濰柴動力(000338 CH)は7.9%安と、10年11月以来の大幅 な値下がり率となった。

大衆保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は、「景気は依然 下向きだ。企業業績が予想より悪化する可能性があることを示してい る」と分析。「中国当局は景気減速への対応が遅く、その成長促進策の 規模に市場は失望している」と話した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前週末比27.24ポイント(1.3%)安の2141.40 と、09年3月13日以来の安値で終了。上海、深圳両証取のA株に連動す るCSI300指数は同1.4%安の2365.43となった。

原題:China’s Stocks Fall to Lowest Since 2009 on Slowdown Concerns(抜粋)

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