アジア株:続落-中国の成長鈍化見通しとギリシャ懸念が重し

23日のアジア株式相場は続落。 MSCIアジア太平洋指数はこのままいけば2営業日間の下落率が7週 間ぶりの大きさとなる。中国人民銀行(中央銀行)の貨幣政策委員が同 国の経済成長率が一段と鈍化するとの見通しを示したことに加え、ギリ シャは支援プログラムの条件を満たせない恐れがあるとの懸念が再浮上 した。

売上高の47%を中国と欧州で稼ぐ韓国のサムスン電子は2.4%安。 欧州最大の銀行、英HSBCホールディングスは4.6%安と、昨年11月 以来の大幅な下げ。世界の経済成長に対する懸念が広がる中、世界最大 の鉱山会社、英・オーストラリア系BHPビリトンは2.6%下落した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時36分現在、前週末 比1.8%安の114.58と、先週の上昇分を消した。先週末20日からの2営 業日の下落率は、6月4日以来の大きさとなっている。

UBS豪州部門の投資戦略責任者、ジョージ・ブーブーラス氏(メ ルボルン在勤)は「多くの投資家がリスク回避姿勢を取り続けている。 マクロ面と政治的な数多くのさまざまな問題を考えると、企業の業績見 通しは慎重なままだ」と話した。

原題:Asia Stocks Fall for Second Day on China Slowdown, Greek Concern(抜粋)

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