米フェイスブック:26日の電話会議、株主の懸念払拭の好機に

ソーシャル・ネットワーク・サービ ス(SNS)最大手の米フェイスブックが今週、公開企業として初の四 半期決算を発表する。同社の株価パフォーマンスは新規株式公開 (IPO)を今年実施した米テクノロジー企業としては2番目に悪く、 成長をめぐる懸念を払拭(ふっしょく)できるかどうかが注目される。

フェイスブックが5月17日にIPOを実施して以降、株価は24%値 下がりした。初日に発生した技術的障害が響いたが、IPO価格の設定 が高過ぎたことも示唆している。26日の4-6月(第2四半期)決算発 表後に行われる電話会議では、デービッド・エバースマン最高財務責任 者(CFO)やシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)を含 む同社幹部が結果を説明する見通しだ。

米ダートマス大学タック経営大学院のポール・アージェンティ教授 は「この電話会議はフェイスブックにとって極めて重要だ」と述べた上 で、「投資家向け広報戦略という点で違いを出し、事実関係を明確にす る機会になるだろう。IPOの結果として失った勢いと活力を取り戻さ なければならない」と語った。

電話会議はニューヨーク時間午後5時(日本時間27日午前6時)に 始まる。フェイスブックの経営陣には5月以降初めて、同社の株価収益 率(PER)がS&P500種株価指数構成銘柄の98%よりも高いだけの 価値があることを証明するチャンスが与えられる。一方の投資家側は、 ツイッターやグーグルとの競争が激化する中でも利用者を引き付け、携 帯端末向け広告で利益を出す課題を克服することについて同社に確約を 求める見通しだ。

ブルームバーグが集計したアナリスト予想によると、フェイスブッ クの4-6月期売上高は前年同期比30%増の11億6000万ドル(約910億 円)の見通し。予想通りなら、2004年にマーク・ザッカーバーグ最高経 営責任者(CEO)らが創業した同社がこれまでに公開した増収率で最 低となる。

同社の広報担当者アシュリー・ザンディ氏は、電話会議の予定に関 して発言を控えた。

原題:Facebook Earnings Call Offers Shot at Rebuilding Image After IPO(抜粋)

--取材協力:Douglas MacMillan、Ari Levy.

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