キヤノン:ミラーレスに「最後発」で参入-9月中旬に、海外未定

一眼レフ国内首位のキヤノンは9 月中旬に、ファインダーの電子化で小型軽量化した「ミラーレス一眼」 カメラに参入する。ミラーレス機をめぐってはパナソニックやソニー、 オリンパスなどが先行、昨年10月にはニコンも参入しており、大手で 「最後発」の参入となる。

キヤノンが23日に都内で発表会を開いた。新機種「EOS M」 は当初、月産10万台の予定。配布資料によると価格はオープンだが、 本体のみは6万9800円で、レンズ付属のキットは7万9800円から。 従来の同社一眼向けレンズを装着する機器のマウントアダプターは約1 万2000円を想定。本体の色はシルバー、赤、黒、白の4種類。

国内販社キヤノンマーケティングジャパンの佐々木統・専務執行役 員は発表会で、高画質を維持しながらの小型、軽量化に時間が掛かった ため「最後発となったが、まだまだ追いつけると思う」と述べた。同席 した真栄田雅也キヤノン常務は、海外でもアジアなどで需要が見込め順 次投入予定としたが、具体的な日程には言及しなかった。

業界団体のカメラ映像機器工業会の統計によると、5月のデジタル カメラの世界出荷額は前年同月比20%増の1298億円。ミラーレスを含 む「レンズ交換式」は同2.1倍の652億円だった半面、コンパクトカメ ラを示す「レンズ一体型」は同17%減の646億円だった。