WTO、中国のレアアース輸出規制でパネル設置-審理開始へ

中国のレアアース(希土類)輸出規 制が世界貿易機関(WTO)協定に違反しているとして日米と欧州連合 (EU)が訴えを起こした問題で、WTOは紛争処理小委員会(パネ ル)の設置を決定、審理に入る。提訴の対象にはレアアースのほかモリ ブデンとタングステンも含まれている。

中国は輸出規制について、天然資源と環境の保護が目的だと主張し ている。レアアースは類似した化学的性質を持つ17元素の総称で、自動 車メーカーやエレクトロニクス産業、防衛産業や代替エネルギー企業な ど幅広い分野で使用されている。中国は世界のレアアース生産の90%以 上を占める。

レアアースは、中国が国内生産を縮小し、2010年7月に輸出分 を40%削減したことから政治問題化した。

パネルは今後6カ月間で判決に当たる報告を作成。その内容に不満 があれば上訴が可能だ。

原題:WTO to Investigate Chinese Export Restrictions on Rare Earths(抜粋)

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