ブラジル株:下落-利下げ余地縮小の観測で住宅建設株に売り

20日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が2週間ぶりの高値から下落。トレーダーの間で政策金 利引き下げの見方が低下したほか、欧州債務危機で株式への需要が抑制 されるとの懸念が拡大した。

ブラジル石油公社(ペトロブラス)がボベスパ指数の下落を主導。 世界最大の鉄鉱石生産会社ヴァーレも同指数の構成銘柄で最大の下げを 記録した。7月の同国のインフレ率が予想外に上昇し、ブラジル中銀の 利下げ余地が少ない可能性があるとの観測が強まり、ガフィーザを中心 に住宅建設会社に売りが出た。

ボベスパ指数は前日比2.1%安の54194.79で終了。週間ベースで は0.3%の下落。通貨レアルは0.6%安の1ドル=2.0234レアル。

ウェストLB・ブラジルのチーフストラテジスト、ルシアノ・ロス ターニョ氏は電話取材に対し、「スペインの銀行支援の承認が同国の問 題を解決するのに十分なものかまだ明確でなく、懸念されている」と指 摘。「欧州情勢がブラジル株式市場の主な材料となっている」との見方 を示した。

原題:Bovespa Falls as Reduced Rate Cut Speculation Pushes Gafisa Down(抜粋)

--取材協力:Denyse Godoy.