IMF:ブラジルは年内にも利下げ政策反転を-インフレ懸念

ブラジル中央銀行は2013年のインフ レ率が目標の4.5%を「大きく上回る」水準にとどまることを防ぐた め、早ければ年内にも利下げを反転させる用意を整える必要がある。国 際通貨基金(IMF)が20日公表したブラジル経済に関する年次報告で 指摘した。

ブラジル中銀は今月、景気浮揚を図るため8会合連続となる政策金 利の引き下げを実施。この結果、政策金利は過去最低の8%となった。 1-3月(第1四半期)の同国の成長率は0.8%と、米国の半分未満の 伸びにとどまっている。19日に公表された7月の金融政策委員会の議事 録で同中銀は、過去1年11カ月にわたり4.5%を超える水準で高止まり しているインフレ率について、上昇ペースは減速を続け目標に近づくで あろうとの見通しを示した。

IMFは、「ブラジル当局は2013年を通して、もしくは必要とあれ ば今年内にも利下げ政策を反転させる用意を整えるべきである」と指 摘。「分析によると、現行の政策を2013年中も維持した場合、インフレ 率は目標中央値を大きく上回る水準にとどまる可能性が高い」と述べ た。

原題:IMF Urges Brazil to Stand Ready to Unwind Rate Cuts by Year End(抜粋)

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