ギリシャ国有資産の売却責任者が辞任へ-政府の支援不足嘆く

ギリシャ国有資産の売却を担当する ギリシャ資産開発基金(HRADF)のコスタス・ミトロプロス最高経 営責任者(CEO)が辞意を表明した。サマラス首相率いる連立政権か らの支援不足を理由に挙げた。

ミトロプロスCEOは19日、ストゥルナラス財務相に辞表を提出し た。HRADFが電子メールで発表した。8月10日付で辞任するとい う。

同CEOは辞表の中で、「新政権は現在の状況下でHRADFが必 要とする支援の手を差し伸べていない」とし、「政府の全面的な協力な しに民営化プログラムを迅速に進めるのは明らかに無理だ」と指摘し た。

HRADFでは国をめぐる不透明感の中で資産売却が思うように進 まず、先月にクーキアディス会長(当時)が辞任したばかり。昨年7月 に就任したミトロプロスCEOも基金を去ることになる。

ギリシャは救済条件を満たすため、2020年までに国有資産の売却を 通じ500億ユーロの調達を目指しているが、これまでのところ18億ユー ロしか調達できていない。

原題:Greek State-Asset Sales Chief Quits Citing Lack of Support (1)(抜粋)

--取材協力:Maria Petrakis、Christos Ziotis.

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