北朝鮮、「核問題」を再検討-米国が政権転覆を画策と主張

北朝鮮は「核問題」を再検討してい ることを明らかにし、米国への対抗姿勢をその理由とした。金正恩第一 書記は今週、軍の最高位である元帥に就くとともに総参謀長を解任。自 身の権力基盤を固めている。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が20日報じた声明による と、北朝鮮外務省の報道官は、米国が北朝鮮の政権転覆を画策している とコメント。報道官の氏名は明らかにされていない。声明は核問題の再 検討が何を意味するかについては詳しく触れていない。

韓国外務省によると、2006年と2009年の2度にわたり核実験を行っ た父の故金正日総書記と同じ路線を金第一書記は準備している可能性が ある。昨年12月の金正日総書記の死去後に新指導者となった金第一書記 は、今年4月にミサイル実験と見られるロケットの発射を強行し失敗。 米国からの支援打ち切りを招き、貧困にあえぐ同国は孤立を深めてい る。

北朝鮮は今年5月、核実験の計画は一切ないと主張していたが、こ の日の声明で国家の象徴的記念碑の破壊を企てた容疑者を逮捕したと発 表。米国と韓国の情報機関が北朝鮮に社会不安を引き起こす目的で同容 疑者に報酬を約束して指示したものだと非難した。

核問題協議に関わる韓国外務省高官は、北朝鮮が方向転換し3度目 の核実験に踏み切る可能性が声明で示唆されていると指摘。北朝鮮の批 判は根拠を伴わないとし、核兵器開発プログラムの終了を目指す6カ国 協議の場に北朝鮮は戻るべきだと述べた。同高官は報道関係者にコメン トする権限を持たないとして匿名を条件に語った。

原題:N. Korea Says It’s Reviewing ‘Nuclear Issue’ to Counter U.S. (2)(抜粋)